All-in-One WP Migrationでサイトデータの引っ越し時のアップロードサイズ不足を解消！Localで作成したサイトにインポートする方法

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WordPressサイトを移行する際に、All-in-One WP Migrationを使用すると簡単で非常に便利です。
しかし、アップロードサイズの制限に引っかかることがあります。

特に、Local by Flywheel（以降「Local」と表記）で作成したWordPressサイトでは、一般的な方法ではアップロードサイズの変更が反映されないことがあります。

この記事では、Local環境でアップロードサイズを増加させる具体的な手順を詳しく解説します。

一般的なアップロードサイズ変更方法

通常、WordPressのアップロードサイズの変更は以下のファイルを編集することで対応できます：

  1. .htaccessファイル
    php_value upload_max_filesize 300M
    php_value post_max_size 300M
    php_value max_execution_time 300
    php_value max_input_time 300
  2. wp-config.phpファイル
    @ini_set('upload_max_filesize', '300M');
    @ini_set('post_max_size', '300M');
    @ini_set('max_execution_time', '300');
    @ini_set('max_input_time', '300');

上記の方法でアップロードサイズを変更できるケースが多いですが、Local環境では反映されない場合があります。

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2024.12.22

Local環境でのアップロードサイズ変更方法

Localでは、WordPress設定ではなく**PHPの設定ファイル（php.ini）**を直接編集する必要があります。

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アップロードサイズ変更手順

1. Localで対象のサイトを開く

  1. Localの管理画面を開きます。
  2. サイズを変更したいサイトを選択し、「Go to site folder」をクリックします。
    この操作で、該当サイトのファイルディレクトリが開きます。

2. php.iniファイルを見つける

  1. 開かれたフォルダ内で、confというフォルダを探します。
  2. confフォルダ内にあるphpフォルダを開きます。
  3. php.ini.hbsというファイルを探して開きます。
    お使いのテキストエディタ（例：VSCode、Sublime Text）で編集できます。

3. アップロードサイズの変更

  1. php.ini.hbs内で以下の設定項目を検索します
    upload_max_filesize
  2. 初期設定が例えば次のようになっている場合
    upload_max_filesize = 300M この300Mを、アップロードしたいファイルのサイズよりも大きい値に変更します。
    例：makefileコードをコピーするupload_max_filesize = 800M

4. 保存して再起動

  1. 編集内容を保存します。
  2. Localの管理画面に戻り、該当サイトを「Stop Site」で停止し、その後「Start Site」で再起動します。
    再起動を忘れると変更が反映されません。

注意点

  1. アップロードサイズを過剰に大きく設定しない： サーバーのメモリやリソースを圧迫する可能性があります。必要最小限のサイズに留めましょう。
  2. php.iniファイル編集時のバックアップ： 誤って設定を変更すると、サイトが動作しなくなる可能性があります。編集前に必ずバックアップを取っておきましょう。
  3. Localのバージョンによる違い： LocalのバージョンやPHPの設定によって、ファイル構成が異なる場合があります。その場合は、ドキュメントを確認するか、サポートに問い合わせてください。

All-in-One WP Migrationの利用時の補足

All-in-One WP Migrationには、無料版で512MBのアップロード制限があります。この制限を解除するには、以下の方法があります：

  1. プラグインの拡張アドオンを購入：
    Pro版ではアップロード制限がなくなります。
  2. サイトを分割してインポート：
    サイトを小さなパーツに分割してインポートできます。

Local環境でのWordPressサイトの移行作業をスムーズに進めるために、上記の方法を参考にしてください。
アップロードサイズ制限を無事にクリアして、効率的なサイト運用を実現しましょう！

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